箕面市で唯一、絶対音感トレーニングを取り入れている個人ピアノ教室

箕面市の西尾ピアノ教室

生ピアノと電子ピアノの違い

生ピアノと電子ピアノの違い

 

ピアノには大きく分けて生ピアノと電子ピアノがあります。生ピアノはアップライトピアノ、グランドピアノがあり、電子ピアノには、エレクトーンのような電子ピアノとキーボードタイプのピアノがあります。それぞれの特徴、メリットデメリットをお伝えしたいと思います。
ではまず生ピアノからお伝えしたいと思います。
 

グランドピアノ

 

 
ピアノの王様です。ほとんどの演奏会ではグランドピアノを使用します。特にホールでの演奏会でグランドピアノを使用しないコンサートはありえないほどグランドピアノはピアノの王様です。中でも有名な世界的にも有名なピアノはスタインウェイです。それとベーゼンドルファーですね。日本ではYAMAHAとKAWAIが有名です。
最近ではKAWAIの上ランクのシゲル・カワイもとても素晴らしいグランドピアノです。

ちなみに西尾ピアノ教室でのレッスンは全てYAMAHAのグランドピアノで行っています。
 
グランドピアノの特徴は、フレームとピアノ弦が地面と180度(水平)に張られており、ピアノ弦は演奏者の方向を向いています。またピアノ弦は奥行きに長く張られているためにかなり大きな楽器となり、少なくとも三畳以上の部屋に置かねばなりません。しかし三畳では狭いですよ。理想は天井が高い部屋に設置するのが良いですね。
 
グランドピアノは大きさ(全長)によって以下の3つに分類されます。
① コンサートグランド 全長 およそ2.2m~3m
② パーラーグランド 全長およそ1.7m~2.2m
③ ベビーグランド 全長およそ1.7m以下
 
弦の非調和性が小さい方が良いので弦が長く貼ってある、すなわち全長が長いグランドピアノの方が響きが良いと言われています。全長が短いとそれだけピアノ弦が短く、弦が短いと音色が貧弱になり、響きも悪くなります。
 
グランドピアノはまた非常に高価であると言えます。お値段は約100万円から800万円の間になります。グランドピアノの大きさやメーカーによっても異なりますが、出来たらグランドピアノを弾く事をお勧めします。
 
<グランドピアノのメリット>
① 音色の変化が付けやすい
② 真のピアノの音色が体感できる
③ 音の強弱をはっきり使い分けれる
<グランドピアノのデメリット>
① 非常に高価である。(100万円~800万円)
② 広い部屋に設置しなければならない。
③ かなり強い防音室を設置しなければならない。
④ 1年に1回はメンテナンス(調律)をしなければならない。
⑤ マンションなどの集合住宅では設置するのには強い防音室を作る、もしくは設置しなければならない。

 

アップライトピアノ


 
アップライトピアノの特徴は、垂直方向にフレームやピアノ弦が張ってあります。もちろんグランドピアノに比べて弦は短く、音の伸びや質がグランドピアノに劣ります。
グランドピアノは弦を鍵盤を叩いた時に出る反動やその時の重力でハンマーが弦を上から下に叩いて音を出しますが、アップライトピアノではハンマーが前後に動くので動きが段々と悪くなってきたりもして連打性能が悪いです。値段は40万円~100万円くらいです。
 
<アップライトピアノのメリット>
① 場所をあまり取らない。
② 生ピアノである。
③ 音の強弱が付けられる。
④ そんなに強い防音室でなくても大丈夫。
<アップライトピアノのデメリット>
① とはいえ、集合住宅なら防音室は必要。
② グランドピアノに比べて音色の変化が付けにくい。
③ グランドピアノに比べて値段は安いがそれでも数十万円する。
④ 1年に1回はメンテナンス(調律)をしなければならない。
 

電子ピアノ


 
電子ピアノは文字通り、コンセントをさして電気の力によって使用するピアノです。
電子ピアノには画像のように大きさがアップライトピアノとほぼ同じ大きさの電子ピアノと後述するキーボードタイプの2つがあります。
基本的にはグランドピアノ、アップライトピアノと同じ88鍵盤あるものが通常の電子ピアノです。
値段は5万円~40万円くらいです。
 
<電子ピアノのメリット>
① 場所をあまりとらない。
② ヘッドフォーンを付ければ外部に一切音は漏れない。
③ 防音室の設置をしなくて良い。
④ 分解したら運べる。
⑤ 値段が安い。
⑥ 夜中でも練習できる。
⑦ 調律しなくて良い。
⑧ 値段が安い。
 
<電子ピアノのデメリット>
① 音色の変化が付けれない。
② 音の強弱も付けれない。
③ グランドピアノを弾いた後に電子ピアノを弾いた時のガッカリ感があります。
④ 生ピアノの感動を味わえない。
⑤ 家電なので寿命があり、電子機器に不具合が出ることもある。
 

キーボード

キーボードタイプの電子ピアノもまたコンセントを繋いで使用します。また中には乾電池を数個入れて使用するものもありますが、だいたいはACアダプターが付属で付いています。値段は数千円から5万円くらいです。またロール紙のように丸めて片付けれるタイプのキーボードも発売されております。
 
<キーボードのメリット>
電子ピアノの欄①~⑧までと全く同じです。更に女性でも運べますし、持ち運びは相当楽です。
 
<キーボードのデメリット>
こちらも電子ピアノの欄①~⑤までと全く同じです。加えますと、
⑨ 安いキーボードになればなるほど鍵盤数が少ない。(2オクターブまでしか鍵盤がないタイプもあります)
⑩ 安いキーボードは玩具のような音がする。
⑪ 弾いた時の鍵盤の感触はピアノのような感触は全くしない。
 

まとめ

 
人にはそれぞれに生活環境があります。一戸建てにお住まいの方もおられればマンションなどの集合住宅にお住いの方もおられます。
ピアノを購入するときには人それぞれ予算があります。それらを考慮した上で購入されたら良いと思います。
出来ればグランドピアノかアップライトピアノを購入されるのが良いと思いますが、高価な買い物でありますし、防音室も必要でしょう。
そうしますとやはり最初は電子ピアノくらいを購入し、電子ピアノから始められるのも良いかと思います。
お子様の習い事に数十万から数百万円はかなり高価な買い物だとも思います。
 
西尾ピアノ教室では電子ピアノやキーボードしかお持ちでない方でもレッスンをご受講して頂けます!
 
生ピアノでなければならないという事はありません。それぞれのライフスタイルに合わせて購入されて良いかと思います。
ただし、安価なキーボードだけはお勧め出来ません。キーボードでも少なくとも2万円以上くらいのキーボードがお勧めです。
 
<生ピアノと電子ピアノの違い>
① 値段が違う
② 音色が違う
③ 音の強弱が違う
④ 持ち運びが出来るか出来ないかが違う。
⑤ ヘッドフォーンが付けれるか付けれないかが違う。

公開日:
最終更新日:2017/02/19